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2018.06.10コラム

改めまして、親子はねやすめです。

このブログでは、親子はねやすめにご関心をお持ちの方々に、よりよく知っていただくことができるよう、これまでの活動などを整理してお伝えしてまいります。今回の投稿では、改めて親子はねやすめの活動概要をお伝えいたします。

メインのコピーとしているのは「明日のため、元気にやすむ」です。

重い病気や障がいを持つ子どもたちとそのご家族、また、保養が必要なすべての子どもたちを支援することをミッションとしています。

背景としてあるのは、今、日本の小児医療が世界トップレベルの水準に達している一方で、医療機器や医療的ケアが必要不可欠な子どもは全国で約17,000人存在するといわれています。その多くは在宅で医療的ケアが行われています。24時間365日休むいとまのないケアが必要なため、精神的・肉体的疲労、経済的負担などによって疲弊しているご家族が多いという現実もあります。

親子はねやすめは、そのような家族をはじめ、保養が必要な子どもたちが心からくつろげる時間と空間を提供するお手伝いをしています。

具体的に現在は3種類の活動を行っています。

  1. 親子レスパイト旅行…これまで7回実施 19家族88名が参加
  2. きょうだい児へのイベント企画…これまで8回実施63名のお子さんが参加
  3. 音楽演奏会の提供…これまで17回実施 聴衆500名以上

1)「親子レスパイト旅行」は2泊3日程度の旅行で、医療的ケアが必要不可欠なお子さんも含めた複数の家族が、医療関係者と共に長野県筑北村や宮城県仙台市秋保町に出かけ、心身ともにリフレッシュしていただくプログラムです。重い病気や障がいをもった子どもや家族は、ちょっとした外出や、ましてや旅行なんて、なかなか出かけることができません。そこに、医師や看護師が随行し、受け入れ地域のボランティアの力も借りることで、一時的にケアを代替し、豊かな自然のなかでリフレッシュしていただきます。

2)「きょうだい児へのイベント」は、病気や障がいのある子どもの世話で忙しい親御さんのもと、多様な経験を積む機会が少なくなりがちなきょうだい児のために、農作業体験や自然体験のプログラム、きょうだい児同士のキャンプなどを提供します。屋外でのびのびと体を動かす機会も限られるきょうだい児にとって、心から楽しめる、思い出深い時間を提供します。

3)「音楽演奏会」は、重度心身障がい児施設などに、クラリネットコンサートなどを提供しています。日々の暮らしに疲れ、癒しが必要な子どもたちや家族のために、素敵な音楽やパフォーマンスを通して、リラックスタイムを提供しています。活動の趣旨に賛同いただいたアーティストのサポートを受けています。

どの活動も趣旨に賛同いただいた方々のご支援によって実施することができています。あらためましてありがとうございます。ひきつづきどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

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